2008年10月23日木曜日

ペルージャのエウロチョコレート

今日は、クレアパッソのイタリア在住スタッフからのイタリアレポート、第2弾です。
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こんにちは、ポモドーロです。
今、ペルージャでは、もう恒例となったエウロチョコレートが開催されています。
10月18日から28日までで、今年は15回目となります。



リンツの新製品の試食ブース



手作りチョコメーカーのブース


エウロチョコレートは、1993年にこの街の一企業家が考案した、大規模なチョコレートフェアーです。
イタリア各地から出店されるチョコレートやそれを使ったお菓子を試食、購入できるだけでなく、チョコレートとカカオに関する講演会、展示会、遊びなど、チョコレート文化を満喫できます。
その為、3回目くらいからは全国から観光客が訪れるようになり、特に週末の中心街は前に進むのも困難なくらい混み合います。

このフェアーの期間中には様々な催しが行われるのですが、初回から毎年行われる人気のイヴェントはチョコレートの彫刻。
毎回、開催日はフェアー期間最初の日曜日です。

彫刻用のチョコレートは、一個1メートル立方。
今年は5人の彫刻家が腕をふるいました。
作品を作る為に削り取られたチョコレートは見物人にくばられるので(もちろん無料で)、それをもらうのも楽しみです。
このチョコレート、彫刻用だから大した物じゃないと思っていたのですが、結構美味しいのです。
はじめの頃は子供連れで行ったものですが、彼が大きくなってしまった今も、我が家の伝統はこのチョコレートのゲット。
もちろん今年もです。
できあがった彫刻は、期間中屋内に飾られていますが、その後は・・・?



チョコレートの彫刻制作中



削ったチョコレートのかけらを袋に詰めて配る


期間中は、町中にテントの出店が作られて、外国(少し)やイタリア各地のチョコレートを試食、購入することできます。
写真はトルタサーカー(ザッハトルテ)という有名なチョコレートケーキ(8センチ四方くらい)。
ホイップクリームかチョコレートをかけたのが一個3ユーロ。
これは、甘さがちょうどよくて美味しかったですが、私は一人じゃ食べきれません。





今年初めて味見したのは、チョコレートで作った小さいカップに入れて飲む25年物のグラッパ、1.5ユーロ。
食後に最適なので、カップだけ買ったら、15個袋入りが5ユーロでした。

この催しを見に行く度に、今年はあまり買わないぞ、と思うのですが、いつも沢山のチョコレートを買ってしまいます。
食欲の秋となりましたが、うれしいようなおそろしいような・・



(写真の日付が2007年になっていますが、すべて今年撮ったものです)


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3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

>チョコレートで作った小さいカップに入れて飲む25年物のグラッパ

これおいしそうですねー。
彫刻の残骸チョコも食べてみたいです。

汎用みやげはリンツのチョコで済ます奴より

匿名 さんのコメント...

くるりさん
コメントありがとうございました。
今日、10月25日(土)も朝から大変な人出です。TVのニュースによると、初めて来た人は50%以上。この催し、一回は見ておく価値があるのかもしれません。
グラッパとチョコレートはとても良く合うんですよ。チョコのカップに入れたグラッパはおしゃれな感じがするので、女性同士の食事会にいいかなと思っています。
汎用のおみやげ、私はNOVIです。特にブラックチョコにヘーゼルナッツの入ったのが美味しいです。

匿名 さんのコメント...

>チョコのカップに入れたグラッパ
単純に溶けないの?と思いますが、かなり特殊加工しているのでしょうね。実はグラッパは不得意分野なんですが、これは試してみたいです。

あと、ペルージャも大好きな町なので行きたいけど、この時期に行くのが難しいんですよね。

それから、ブラックチョコにヘーゼルナッツの入ったのって、ものすごくおいしそうですね。おみやげに見かけたのですが、結局買ってこなかったので、後悔しきりですよ。

ヘーゼルナッツも大好物で、とくにヘーゼルナッツのアイスクリームを分厚いチョコでコーティングして冷やしたものには目がないです。あれを日本でも出してほしい……

バッカラはノルウェーとイタリアを結ぶ干物貿易の主役で、この航路は1450年作成の世界地図にも記載されるほど重要でした。

(CIR12月号)によると、ヴィチェンツァでは、この料理はCが1つなんだそうです。普通はバッカラはbaccalàでも、ヴィツェンツァでは、Cがひとつのバカラ。んなばかな、と思ったけど、地元のこの料理の専門家たちは、C一つで呼んでました。会の名前の刺繍もC一つ。リチェッタはP.11...