2010年7月20日火曜日

モカとエスプレッソマシン

今日はコーヒーメーカーの話。
『ヴィエ・デル・グスト』の記事の解説です。

イタリアに本部がある国際カフェテイスティング協会(国際とは言っても、実際にはイタリアのエスプレッソを広めることを目的とした機関ですが)によると、イタリアで消費されるコーヒーの60%は家庭の“モカ”でいれたものだそうです。

直火式のエスプレッソメーカー“モカ”は、イタリアの家庭の必需品。



モカへの愛情を7分に渡って詩的に、ボケを交えながら語る動画。







コーヒーメーカーのコレクション。







家庭用のエスプレッソマシンには美しいものがたくさんあります。

1935年頃のエスプレッソマシン。







1950年代の“ガッジャ・ジルダ”







カフィタリーの最新モデル、“ノーチラス”。







ランボルギーニの創業者の息子、トニーノ・ランボルギーニのエスプレッソマシン


加圧がコントロールできるマシンを考え出してエスプレッソマシンの本当の発明者と言わるピエール・テレジオ・アルドゥイーノが、1905年に創業したヴィクトリア・アルドゥイーノ。
こちらはヴィクトリア・アルドゥイーノの家庭用エスプレッソマシン、“ビーナス・ファミリー”。
てっぺんには翼を広げた鷲が燦然と輝いています。




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関連誌;『ヴィエ・デル・グスト』2008年7月号
「コーヒー」の記事の解説は総合解説'07&'08年7月号に載っています。

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