2012年6月18日月曜日

ボローニャのスフォリーナ

今日は“スフォリーナsfoglina”の話。
ボローニャのパスタ職人の女性たちです。
ボローニャのパスタの成形の基本は、板状に伸ばすこと。
タリアテッレもトルテッリーニもラザーニャも、麺棒を使って生地を1枚に広く伸ばすことから始めます。
イタリアならどこでもやってそうなことですが、生地をこねて麺貌で伸ばす方法が、伝統的な食文化として残っていて、プロの職人がいるのはエミリア・ロマーニャ州のみ。

手打ち麺はボローニャのプライド。
↓めずらしく男性が麺打ちの修行中。



↓これがプロの技。
ラザーニャ・アッラ・ボロニェーゼを作ってます。



続きはこちら。

↓タリアテッレ作り。パスタをカットするのに使う独特の長方形の包丁通称コルテッリーナcoltellinaは、野菜も切ります。



↓ボローニャ・スフォリーネ協会のイベント




↓ボローニャの有名トラットリーア・アンナ・マリーアのタリアテッレ・アッラ・ボロニェーゼ。

Trattoria Anna Maria


-------------------------------------------------------

関連誌;『サーレ・エ・ぺぺ』2011年4月号、“ボローニャの手打ちパスタ”の記事は「総合解説」2011年4月号に載っています。
[creapasso.comへ戻る]

=====================================

0 件のコメント:

よもぎはドイツ語ではベアムート。かっこよくてお餅につける名前じゃないよね。トリノでパティシエが白ワインとよもぎから作りだしたのがベルモット。

今日のお題は、メイド・イン・イタリーの食材です。(CIR2022年1月号P.37の記事) その食材は、ベルモット。ピエモンテ州トリノで誕生したフレーバード・ワインです。 白ワインにスパイスとハーブを加えて香りをつけたもの。 ところで、ベルモットはドイツ語の“ヨモギWermut”が...