2013年9月16日月曜日

牛乳の自動販売機 km0



日本のみなさま、台風が暴れていますが、ご無事でしょうか。
今日は久々に、イタリア在住のスタッフからのイタリア便りです。
segnalibroさん、ありがとう。

今回は、住んでいる人ならではの視点で、イタリアのとても魅力的な日常の風景を、レポートしてくれました。
ちょっとはのどかな気分になれるかな。

ブログ初登場なので、まずは簡単な自己紹介から。
ではどうぞ。

イタリア生活初心者です。 F1で有名な北イタリアMonza近くの田舎町で、細々と、でも元気に暮らしてます。

イタリアのスーパーには、様々な種類の牛乳が並んでいます。
日本でおなじみの冷蔵保存のものだけでなく、常温で数カ月保存できるのもの、さらにそれが赤いフタのlatte scrematoと青いフタのlatte intero シリーズに分かれていて、しかもUHTとかMicrofiltrazioneなどの新種?も登場!
何がどう違うのかよくわからないので、なんとなくセール品を選んでいます(笑)。
その他、山羊の牛乳もありますし、日本のものとは若干違うようですが、豆乳もあります。
シチリアの夏には欠かせないというアーモンドミルクもありますよ。
で、牛乳ですが、我が家はたいていここで購入。
牛乳の自動販売機Latte distributoreです。


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イタリアの田舎ではこんな牛乳の自動販売機があり、マイボトルを持参すれば、欲しい分だけ牛乳を買うことが出来ます。
わが町の自販機は左が水(普通の水と炭酸水)、右が牛乳の販売機になっていて、牛乳は近郊の酪農家のおじさんが日祝日以外の毎日、交換に来るシステムになっています。


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交換時には、おじさんが家庭用クリーナーでシュッシュとお掃除してくれます。
が、気になる人はやっぱり気になるかなぁ・・・衛生管理。 
私は気にせず愛飲しております。


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ちなみに、水は5セント/1ℓ 牛乳は1ユーロ/1ℓ です。
日本と違って外国に自販機が少ないのは、治安の問題があるから。
イタリアも、もちろん例外ではありません。
この自販機は市役所の敷地内にあり、市が管理していて、しかも数メートル横は交番なのですが、先日、牛乳をくみにいったら、お金を入れるところがまた壊されていました。
私が知るだけでも、これですでに3回目。
がっかりして帰ろうとしたら、本日の牛乳とともに、牧場のおじさん登場!!
市役所には何とかしてくれって何度も言ってるんやけど・・・って、おじさんも小銭ドロボーに半ばあきらめ気味。
うちの町、治安はいい方なんですけどね。
で、私のマイボトルに直接牛乳を入れてくれ、しかも、お金を受け取ってくれませんでした。


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週末、朝のカフェラテが美味しく飲めたのは、おじさん達のおかげです。
ありがとう。


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自販機、早く直してもらえるといいなあ。 ここの牛乳でお菓子を作ると美味しい気がするのは、おじさんの優しさが入っているからかも!?


segnalibroさん、カフェラッテ、美味しそう。

インテリアショップでお洒落な牛乳ビンを見るたびに、これ、どうするんだろうと思っていたんですが、牛乳を農家に買いに行く人なら必要ですねー。
マイボトルを持参すれば、ゴミも減るし。
手間はかかるけど、新鮮で美味しいものが手に入って、生産者に対価を適正に払うことができるというのは、素敵な生活だなあ。



おまけ。
ミルクたっぷりめのラテアート。

latte art in progress


ビール瓶スタイルのミルクボトルだって。
紙パックより美味しそう。

Breakfast



次回のおたよりを、楽しみに待ってますよ~。



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バッカラはノルウェーとイタリアを結ぶ干物貿易の主役で、この航路は1450年作成の世界地図にも記載されるほど重要でした。

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