2014年2月17日月曜日

イタリアの有名カーニバル

長く寒い冬をじっと耐える、その気持ちがやたらにわかる今日この頃です。
今週、また雪が降ったらまた雪かきするんだ~と思うと、心が折れそうです。
そこで、雪がやんだら、畑に戻るぞ!、という気持ちを込めて、イタリアの有名カーニバルの陽気な映像でもどうぞ。

まずはヴェネチアのカーニバルの開幕を告げるvolo dell'angelo。
毎年、サン・マルコ広場の鐘楼から、広場の真ん中まで、ロープに吊り下げられた女性が優雅に下りてくるというイベントです。




飛ぶのはfesta delle marieというお祭りで選ばれた人。
今年のお祭り
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カーニバルのだいぶ前から盛り上がってるんですねえ。
今年のエンジェル・フライングの本番は23日の日曜日です。


次はトスカーナのヴィアレッジョ。
ここにはチッタデッラ・デル・カルネヴァーレという、一種のカーニバル博物館があるくらい、ど派手な張子が行進するカーニバルが有名。
チッタデッラ・デル・カルネヴァーレ
 ↓



マルケのファーノのカーニバルはチョコや飴を投げるので有名。
沿道の人は傘なんか用意して、拾う気満々ですねー。
 ↓


いや~、どれも楽しそうですねえ。
他にもまだまだあるけど、今日はこのくらいで。

ところで、カーニバルといえば揚げ菓子ですが、これは、イタリアに限ったことではない様子。
それというのも、カーニバルは、クリスマスや復活祭と違って、外で行うお祭り、というのが最大の理由。
沿道に出てくる大勢の人のために、道端の屋台で簡単に作れて、外で食べれるもの、というと、西欧ではドーナッツなんですねえ。

しかも、教区ごとにリチェッタや名前が違うそうで、カーニバルごとに揚げ菓子を制覇してみるのも楽しいかも。

というわけで、次回はカーニバルの揚げ菓子の話です。



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関連雑誌;『ア・ターヴォラ』2012年2月号、“カルネヴァーレ”の解説は、「総合解説」2012年2月号に載せています。

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