イースター料理の話をするつもりでしたが、前回は、今、制作中の次号の「総合解説」に出てくるブルスケッタに最適なパンがとても美味しそうだったので、ちょっと寄り道してしまいました。
詳しくは次号の「総合解説」(2015年1月号)をご覧ください。
前前回のイースター料理は、アブルッツォのフィアドーネの話でした。
そこで今回は、アブルッツォのイースターのパスタの話です。
アブルッツォには、キタッラという有名なパスタがありますが、今回紹介するパスタもキタッラ。
伝統的には、キタッラにかけるソースは肉のミックスのラグー。
今回紹介するのは、テーラモ風のミートボール・パスタです。
ミートボールと言ってもヘーゼルナッツ大の小粒。
これならロングパスタと一緒にフォークで巻きつけられそう。
ラグーのキタッラに、さらにパッロッティーネと呼ばれる小粒のミートボールを加えた1品。
ラグー用の煮た肉を小さく刻んだだけのように見えますが、実はチーズ入りのミートボールという、とても手の込んだ料理なんです。
アブルッツォの復活祭のパスタをもう1品。
アブルッツォ風クレープです。
クレープの具はおろしチーズだけ。
鶏ガラスープのブロードの味が重要になりますね。
アブルッツォのパスタも、なかなか美味しそうじゃないですか。
そういえば、アブルッツォはデ・チェッコがあるところ。
パスタ作りの土壌があるんですね。
-------------------------------------------------------
[creapasso.comへ戻る]
=====================================
登録:
コメントの投稿 (Atom)
よもぎはドイツ語ではベアムート。かっこよくてお餅につける名前じゃないよね。トリノでパティシエが白ワインとよもぎから作りだしたのがベルモット。
今日のお題は、メイド・イン・イタリーの食材です。(CIR2022年1月号P.37の記事) その食材は、ベルモット。ピエモンテ州トリノで誕生したフレーバード・ワインです。 白ワインにスパイスとハーブを加えて香りをつけたもの。 ところで、ベルモットはドイツ語の“ヨモギWermut”が...
-
グラナ・パダーノの話、その2です。 イタリアで流通しているハードチーズの50%近くを占めるグラナ・パダーノ(AC Nielsen調べ)。 2008年の生産量は、435万5347個でした。 平均的な販売価格は11.05ユーロ/㎏。 イタリアの硬質チーズの平均価格は12.70ユーロな...
-
(CIR)2月号の“ゆでないパスタ”というのは、たっぷりの沸騰した熱湯にパスタを入れて常に沸騰させながらゆでる、といういわゆる伝統的と呼ばれる昔ながらの方法でパスタをゆでない方法です。 プロの技を駆使しながらゆでないでパスタを加熱する方法を取り上げたのがこの記事です。 その一つが...
-
今日のお題はプリーモピアット。今月の「 総合解説 」P.5の料理です。 スパゲッティなんですが、料理名がやたらカッコイイ。 “アサシンのスパゲッティspaghetti all'asssassina”だって。 初めて聞きました。 聞いたこともない料理だったのに、逆にnetに...
0 件のコメント:
コメントを投稿